先日、ガーデンエクステリア資材メーカーの『ユニソン』さんのご招待でセミナーを
聴いてきました。
タイトルは『エクステリアを魅力的にする菜園スタイル』で。講師の方は五嶋直美(ごとうなおみ)
さんです。
五嶋さんは千葉県の房総半島に移り住み、自宅で野菜や花、ハーブを育てているそうです。
雑誌や広告のイラストレーター、エッセイストとして活動されながら、テレビや全国の講習会で
ガーデンデザインやガーデニングの講師、レクチャーもされています。
菜園の3つ楽しみは
1.育てる楽しみ。
2.学ぶ楽しみ。
3.食べる楽しみ。
3つの中に道具選び、もてなす、ガーデン(菜園)の本の読書、身に着ける(ファッション)、
テーブルコーディネイト、新しいガーデンショップの発見・・・
と楽しみは広がっていくそうです。
菜園をデザインする。
というと少し?がつきそうですが、『菜園でありガーデンである』ことを基本とするそうです。
つまり畑ではなくて個人邸での家庭菜園を作るときのデザインですね。
個人邸に家庭菜園を取り入れるときの注意点は、まず家庭菜園の欠点?をお知らせすることだそうです。
お客様の生活スタイルをお聴きして、
庭にかかわれる時間。
庭にかかわれる体力。
庭にかけられる費用。
そのご家庭にあったスタイルでのアイデアをお勧めするそうです。
確かに作った後で、管理が負担になり後悔されたら悲しいですものね。
敷地ごとの広さや日照やスペースを考慮して育てる野菜やハーブを提案されるそうです。
他には、見た目が美しい菜園にするためのアイデアや素材、相性のいい植物の組み合わせ
(コンパニオンプランツ)日陰でも育つ野菜などなどたくさん教えていただきました。
なるほど、菜園でありガーデンであるデザインか・・・と納得して今までの私のお客さま
にそのようなご提案ができていたのかと反省する反面、あえて誤解を恐れずに書きますが・・・
岡山の野菜作りに励まれているお客さまの多くはたいへんパワフルで(笑)とにかく野菜を
どんどんつくることが楽しくて、できた野菜を食べたり周りの人にふるまったりすることが大好きで
す。お庭に家庭菜園スペースを作るときに『野菜ってどうやってつくるのでしょう?』なんて
相談されたことは一度もありませんね(笑)
玄関周りやアプローチ、駐車スペースが出来たことより家庭菜園スペースがとれたことの
ほうが嬉しそうで、最初は何もないスペースを自分たちでどんどん畑にしていかれて、見る度に
違う野菜が育っています。それは私のようなデザイナーが入り込むことのできない空間の
ように感じています。いい意味で。
もしかすると東京みたいな都会にお住まいの方は家庭菜園を作るときになにか膨大な不安を
かかえてデザイナーさんに相談するのかもしれませんね。
もし岡山でも、家庭菜園を始めてみたいけど不安だらけ・・・という方がいらしたらぜひ
ご相談ください。五嶋さんがまとめた初心者向けの冊子を差し上げます。
私は野菜を育てた経験が無いので・・・(笑)
でも、野菜の花て綺麗ですよね。オクラとか菜の花とか・・・
いつか海の見える場所で野菜を作りながら家族と一緒に暮らすのが私の夢です。
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