こんにちは。渡辺です。
先日、お客様のお庭で使う耐火レンガを探しにスタッフのほりちゃんと一緒に備前市の耐火レンガを販売している会社を回ってきました。
備前市は耐火材料を作っている工場が多く、全国シェアの50%が備前市産だそうです。使い終わった耐火レンガをリサイクルして再び耐火レンガにすることは昔から行われていたそうです。だから備前市には使い終わった耐火レンガが数多く集まってくるのですね!長年の疑問が晴れました(笑)ちなみに耐火レンガの材料は、備前市で有名な『備前焼』や名刀『備前長船』に使われる土や砂鉄とは全く別物だそうです・・・これも、なんとなく関わりがあるのではないか?と思っていたので、勉強になりました。
さて、私はお目当てのレンガが見つかったので良かったのですが、ほりちゃんが探している黒色系のレンガでなかなか適当なものがありませんでした。なんでも黒色系のレンガは人気が高く、全国的に不足しているらしいです。私たちが見に行った会社は大手エクステリア資材会社に卸しているのですが、そのカタログに出ている黒色系レンガも欠品状態が続いているとのこと。
レンガが積まれている山を探し回り、なんとか必要な数量を予約することができひと安心。しかし次回の打ち合わせでお客様に決めていただかないと、しばらく黒色系レンガは手に入らないとのことで、ほりちゃんには変なプレッシャーがかかっています(笑)
もうひとつだけ、お客様に代わって、聞いておくべき質問をレンガ会社の方にぶつけてみました。
『耐火レンガには焼却煤等で有害物質がついていませんか?』という内容です。
レンガ会社の方の答えは
『以前はそういうレンガも出回っていましたが、現在では社内で成分調査をして合格したものを販売しております。それによって有害物質を建材で使うことに厳しい判断をされる大手住宅メーカー様にもご採用いただいております。』とのことでした。
別の方(炉を解体して出た耐火レンガを大きさごとに選別している会社の方)にも同じ質問をしてみました。
『以前はあったけど、今は有害物質のついているレンガはリサイクルに使わずに埋め立てられているはずだよ。俺たちも仕事してて有害物質のついているレンガは触りたくないしね。』
とのことです。
このお二方の声を聞いて、これから安心して耐火レンガをお客様にお勧めできることになりました。(あくまでも個人の意見ですので、ご心配な方にはほかの材料をお勧めいたします。)
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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