昨日開催された、鬼の城塾・8月講座
建築家、石上純也さんの講演に参加してきました。
2010年のヴェネチアビエンナーレ国際建築展で
金獅子賞を受賞を受賞された、
世界で注目されている建築家です。
講座の内容は、
1そと 2ぷろぽーしょん 3すいちょく
4すいへい 5とうめい 6ふきそく 7はじまり
8しぜんさ 9しゅうへん 10ちゅうしょう
という10の議題のもと、
石上さんの過去および現在進行中のプロジェクトを
本人の言葉で説明されるという贅沢な内容でした。
各プロジェクトが驚きと、感心の連続でしたが
特に印象に残っているのはやはり、エクステリアにも関係してくる
住宅のプロジェクトでした。
石上さんの設計した住宅は
ガラスの壁を通して見る外側にアスファルト舗装の道路が見え、
家のなかに土があり木が生え、
『そとより うちのほうが そとらしい』のです。
この建築の内部に作られた『そと』は、
『アウトドアリビング』や『外と中をつなぐ・・・』と言いながら
結局はカタログ商品を販売、施工することで完成されてしまう
現在の住宅、エクステリア産業にとっては挑発的なように思えて、
いろんな意味で考えさせられました。
石上さんに影響を与えている
レム・コールハースさん(建築家)や妹島和世さん(建築家)の作品よりも
さらにまして、透明感と浮遊感のある石上さんの作品。
興味がございましたらネット等で調べてみてください。
建築家 石上純也さん。
これからも注目ですね。
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