秋の実りに想うこと。

最近、デスクワークばかりで

外に出る機会が少なかったのですが

今日は久しぶりの現場作業に行ってきました。

 

現場の隣の田んぼです。

稲がそろそろ頭を下げてきていますね。

幼少時、今は亡き祖母より

『実るほど頭を垂れる稲穂かな』という言葉を

よく聞かされていました。

僕が親に対する不平不満を訴えていたり、

学校であったちょっとした自慢話をしているときに

この言葉を言われたように思います。

子どものころは、

大人になって頭がよくなったり、お金持ちになった人を

自慢しないように戒める言葉だろう。

くらいに思っていましたが、

「学識や徳行が深くなった人ほど謙虚になっていく。」

という意味合いの言葉のようですね。

 

稲穂を見て祖母を思い出し、

子どもの頃思っていた大人の年齢に

とっくの昔からなっている自分を、

『僕は、謙虚になれているだろうか?』と自分に問うています。

 

「詠み人知らず」のこの言葉、

「教えてくれた人」を、僕は覚えています。

僕の心の中ではいつまでも、生きているようですね。

 

9月17日は『敬老の日』ですね。

ご健在のおじいちゃん、おばあちゃんにも

お亡くなりになったおじいちゃん、おばあちゃんにも

お陰さまの『ありがとう』を伝える日ですね。