今日まで東京で開催されていた
『HOUSE VISION 2013 東京展』に行ってきました。
休日も取れないほどご依頼をいただいている日々ですが、
どうしても見ておきたい展覧会でしたので、
あのメーカーの展示会を止めれば1日行ける、
あの会社の集まりを欠席すればもう1日居れる。
という、後ろ向きな理由づけをしていざ東京へ。
パンフレットからの抜粋ですが、
この展覧会では、成熟世代の知恵と経済力を自然かつ最大限に活用することを念頭に、
1:ハイテクを携え、懐かしい未来の家を考える。
2:エネルギー、モビリティ、住空間がシームレスに繋がる。
3:日本の美意識を未来資源として運用する。
4:住まいを自分で編集できる住宅リテラシーを醸成する。
5:「繊細・丁寧・緻密・簡潔」から住空間を生み出す。
6:建築や不動産の再生利用に対する知識と能動性を育む。
7:シェアの可能性を明示し。共生への認識を高める。
という、7つのポイントから『家』を考案し、具体化しています。
ひとつひとつの展示ブース写真も撮りましたので、
次回のブログからご紹介していきますね。
行く前に何度も見た
HOUSE VISIONホームページ内、『ABOUT』ページでの原 研哉さんの
『HOUSE VISIONについて』にいたく感動し、
実際行ってみるとまた別の思いも沸いてきましたが。
『家』について今、
もう一度真剣に考え、それを理論だけでは無く、
実際に作って提示する展示には、多くの人が訪れていて
その中でも家族連れや、おそらく建築やデザイン関係であろう
若い男女や学生たちが熱心に写真を撮ったり、ノートにメモしている姿が印象的でした。
ここ数年で何度か行った
『エクステリア』の展示会は黒かグレーのスーツ姿の中年と、
各展示ブースには企業が準備したレースクイーンのような衣装を着た、
パンフレットをひたすら配る女性たちが印象的でした(笑)
バニーガールも見たことありますww
『エクステリア』もそろそろ真面目にしないとダメですね(笑)
写真は各ブースへ渡る観覧ブリッジです。
アスファルトの上では無く、足触りのいい木の上を
歩くことで、ウロウロしていても疲れませんでした。
再利用を前提に、最も標準的なサイズの断面10.5cm四方の角材を
できるだけ加工しないで用いています。
展覧会終了後は福島県・川内村に運ばれ、
新たな橋や建築に生まれ変わるそうです。
会場構成は、建築家の隈 健吾さん。さすがでした。
では、次回のブログからも少しづつ
引き続き『HOUSE VISION』の報告をさせてくださいね。
コメントをお書きください