attic jazz live vol.30 太田剣&ハクエイキムDUO

左:ハクエイキムさん 右:太田剣さん
左:ハクエイキムさん 右:太田剣さん

昨夜開催された

attic jazz live vol.30

太田剣&ハクエイキムDUOの報告です。

 

お二人とお会いするのはもう3度目なので、

楽屋(フラワーチルドレン事務所)に来られても

『お久しぶり~元気にしてましたか~♪』

みたいな感じですぐに話が弾みます。

live前なので、あまり話込んでも悪いと思い

「あっ。打ち合わせしてください。」と振っても、

「打ち合わせはしないんで大丈夫ですよ~。」

さすがです。

 

演奏については、

その場で体感したことを文章にするのは難しいのですが。

『見事に異空間に連れていかれた。』

と書くと抽象的すぎでしょうか?

 

その場にいた聴衆のひとりひとりが

その人だけの映像を思い浮かべていたと思われますが。

僕は2セット目の2曲目(曲名、聞いたのに忘れました。。。)で、

中世ヨーロッパの城壁の麓、

そこだけ月明かりが当っていない暗がりの中にいて、

夜霧に濡れた石畳が月に照らされてキラキラ光っているのを

泣きたい気持ちで眺めていました。

もちろんそんな場所には行ったこともございませんし、気持ちも沈んでません(笑)。

感情も、場所も、時間さえも歪められてしまいました。

なんなんでしょうね。この感覚は?

この瞬間、この音楽が何の曲であるかはどうでもよくて、

ただハクエイさんのピアノと、太田さんのサックスに包まれていた。。。

いや厳密に言うと、

『誰が演奏しているのか』さえどうでもよく、

ただ音に、音楽に体ごと包まれていたような気がします。

お二人のDUOは、自由に伸び伸びと演奏され、

本気をガンガン観客にぶつけてきます。

すると、音楽の神様が降りてきて、その会場ごと包み込んでくれるんですね。

 

毎回お二人の音楽に対する『本気度』には刺激を受けます。

お二人はコトバでは無く、演奏で伝えてきます。

そして『渡辺さん。本気でしてる?』と問いかけてきます。

僕は、本気でできているか?と自問自答する機会を与えてもらい、

次の日からの活力をいただきます。

 

次回、お二人が岡山に来られた際は、皆さんもぜひ体感してみてください。

元気になれますよ♪

 

P.S.写真は深夜のお別れ前の1枚。

 【撮られる時の注意:悪い例】

 集合写真に映る時は、立ち位置及びバランスに注意しましょう!!!です。