岡山女性プランナーの会で日帰り旅。
先ずは、愛媛県西条市にある
C.プランツさんが手がけたガーデンギャラリー石田へ。
住宅の基礎工事で出た土をウッドデッキと同じ高さまで盛って、山採りの木々が伸びやかに天を仰ぐ。
たまたまご近所で一目惚れして譲ってもらったという柿の木は、今まで見たことのないスレンダーボディ。
石鎚山系を背景にした素敵な佇まいに、早くも予定滞在時間を超過。
雪が舞い始めたころC.プランツさんのオフィスへ伺いました。
社長さん自ら構想をあたためてつくりあげたというオフィスは、
大好きな自然石と雑木の庭に囲まれたすばらしいデザイン環境でした。
居心地がよいお庭は居心地のよい場所から生まれてくるのだと、
納得のオフィスでした。
ここでさらに電車の時間に間に合わない感じに、、、、。
ダメかと思いながらも、
誰か1人間に合えば車掌さんに「待ってて」って言えると思い、
私、駅まで猛ダッシュで走り続けて1番乗り♪
間に合いました。
電車に乗りようやく息が整ったころ、
前を行く電車が接触事故に遭ったようで途中の駅で降ろされてしまいました。
バスも便がなく途方にくれていると、
京都から初めての1人旅だという呉服屋の女性が、
「タクシーの相乗りをしませんか」と。
5人詰めでぎゅうぎゅうでしたが、京都のお庭や着物のお話をしながら楽しく移動。
大洲市の臥龍山荘へ無事に着きました~。
実は私は1度行ったことがあったのですがその時は閉館時間で、
何とか無理をいって外のお庭だけ見せていただいたことがあって。
途中、また間に合わないのか?と嫌な予感がよぎったりしましたが本当に良かった!
河内寅次郎が京都の桂離宮や修学院離宮などを参考に、
構想10年・工期4年をかけてつくりあげた臥龍院、不老庵、知止庵の3建築。
至るところに四季の移ろいを感じられる趣向がこらされていて、
注ぎ込まれた情熱のほどを感じとることができました。
小雪のおかげでいい具合にしっとり濡れた苔庭にもうっとり。
京都の西芳寺にも比すべき珍種もみられましたよ。
「朝から濃い一日だったね~」
といいながら復路の電車に揺られていたら、
またまた前の電車が接触事故。
1時間立ち往生した後、行き先変更とのことで途中下車。
急いでいるらしく1人でご立腹の男性が、若い車掌さんに詰め寄っていました。
切符拝見のときにあまりにも対応が良かったので、
(みんなでお名前覚えてしまいました、坂田さん)かわいそうになり、
「だいじょうぶですか?お疲れさま」とみんなで声をかけてあげました。
「だいじょうぶじゃないです」と答えたピュアな坂田さん、頑張れ。
長い長い電車旅でしたが、
ガーデンプランナー同士、冬の現場防寒対策などたくさん情報交換できました。
すっかり打ち解けて
次は温泉?山登り?合コン?
コメントをお書きください