今月は私と娘の誕生日月!ということもあり、あちらこちらおでかけする機会がありました。
鹿児島帰省もそのひとつ。
鹿児島の平川動物園は、入場してすぐ、桜島を背景にアフリカ園が広がっています。
動物と早くふれあいたい娘は、ウサギやモルモットのタッチングコーナーへと急ぎたがりますが、私は鹿児島らしいこの光景が一番好きなんです。足湯もあるんですよ。
あと、平川動物園といえば、コアラが有名ですね。
いつもみんな寝ています。
この日はぽかぽか陽気で、ご覧のようにコアラ以外もおねむさんだらけでした。
平日で空いているかと思っていましたが、小学生の団体がいくつか遠足に来ていました。
象の前で両親と娘とおやつ休憩していると、
みなさんクラス集合写真のスポットのようで、、象は見えないし落ち着かない。
父は「どこ小学校?何年生?」と話かけていました。
撮影会がひとしきり終わり、象が良く見えるようになった頃。
男の子が、怒りを抑えきれないようなすごい形相でわめきながら走ってきて、辺りをどしどし歩き回り始めました。
辺りにいたみんな、ちょっと近づきがたい雰囲気。
すると父が、
「ちょっと来てごらん。どこ小学校?何年生?」
「さっき、みんなここで写真撮っていた時に君がいなくて、どこ行ったんだろうねって話してたよ。先に行ったかもってみんなあっちのほうに向かって探しに行ったから行ってみてごらん。君を置いて勝手に先に行ったんじゃないから。大丈夫。」と伝えると、すぐに落ち着いてその方向へ歩いていきました。
「どこ行ったんだろうね」って話していたかどうかは別として、
見放されて置いていかれたわけじゃない と分かったことで、男の子は救われた。
さすが元中学校教師!と思いました。
娘もその一部始終を見ていて、どう感じたかな。 いみや